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[C95] 甘いですw

軽めの甘さを感じる今回。
しかしヴィヴィオに「食べないと死にますよ」は幽霧らしいというか..
赤いモノが食べられなかったのはやはり過去の影響でしょうかね?
  • 2008-06-07
  • 投稿者 : 恭耶
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  • 編集

[C96]

なのはさんがまた幽霧が女の子なんじゃないかって疑ってましたねww
でもなごやかでいいですww
  • 2008-06-07
  • 投稿者 : 羽
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012.「病院。林檎と一時の休息」⑪

こんばんは。雪奈・長月です。
今夜はイベント一つ分、更新します。そのため、文章は短めに。でも、内容は面白く。
同時に今夜はケイン・ディルフォード様の時空管理局支部ラジオです。
ケイン・ディルフォード様。風邪にはお気をつけ下さい。

最近は読み手が増えたのか減ったのかいまいち分かりません。
クレーム以外は、何も言われませんからね。気に入らないのでしょうか・・・・・・・・・
意見を言う読み手を増やすために私が宣伝活動じみた事をしているのかもしれませんね(遠い眼
本当にこの話は作者である私すら、どのルートに行くか全く検討がつきませんよ。
読者(プレイヤー)の皆様の投票。意見やリクエストが頼りです。
愚痴はそんな所にして、始めます。






 幽霧たちは病院の食堂に来ていた。
 四人はカウンターでメニューを選んでいた。
 豊富なメニューにヴィヴィオの目はキラキラと輝いていた。
「どれにしますか?」
「ぐだくさんのオムライス!」
 ヴィヴィオは大きな声で叫ぶ。
「じゃあ。私は……きのこのクリームパスタかな」
「アルフィトルテも~!」
「すみません。具沢山のオムライスときのこのクリームパスタ二つずつお願いします」
 そう言って約五分後。頼んだメニューがカウンターから出てくる。
 幽霧たちはメニューを受け取り、空いている席を探す。
 しかし室内は満席で、座れそうにもない。
「しょうがないから、外で食べよっか。ちょうど外も晴れているよ」
 幽霧たちを外に誘導するなのは。
 外は割と人が少なく、ベンチも空いていた。
 大きなベンチに四人で座り、昼食を始める。
 きのこのクリームパスタをつるつるっと吸い込むように上品に食しながらなのはは幽霧に尋ねる。
「幽霧くんが八歳から臨時開発員をしていた事は分かったけど、正式な局員になったとはどのくらい?」
「約一年前です」
「意外と最近なんだね」
 キャロやエリオの様に幼少の頃から正式な局員として仕事をしていると思っていたなのはは幽霧の返事に驚く。
「長月部隊長や鏡月主任の推薦で正式な局員になるまではまがりなりにも中学生でしたから」
 クリームの付いているアルフィトルテの口の周りを拭きながら幽霧は答えた。
「まさか、陸戦魔導師のAランクを取ったのって……」
「三年前ですね。諜報部は魔導師ランクB以上が義務付けられているらしいので」
 一年以内でDからAまで一気に取ったわけでも無い事に安心するなのは。
 しかしよくよく考えたら、幽霧は中学一年生で陸戦魔導師のAランクを取った事になる。
 凄まじい事実に気づいていないなのはは更に幽霧に尋ねた。
「その時の試験はどんなのだったの?」
「内容は森の中でタッグでのバトルロワイアルでした。受験した組の数は、自分も含めて二十四組です。事前に優勝タッグは魔導師ランクBを合格という話があったので、受験者の大体が殺気立っていましたね」
「へぇ……って! Bランク!?」
 試験官によって昇格試験の内容が変わると言われているが、バトルロワイアル形式でする人がいるとは思わなかったなのはは感嘆。そして驚いた。
 昇格試験で習得するランクより上のランクを特例で習得する時は平均よりかなり高い好成績を出す必要があるからだ。
 驚くなのはに幽霧は淡々と答える。
「自分ともう一人の局員が半日使って行うはずだったBランクの昇格試験をたった三時間で終わらせてしまったので、特例でAランクに昇格したんです」
「それ……本当?」
「ええ」
 幽霧の頷きに開いた口が塞がらないなのは。
 一度は模擬戦をしたなのはも幽霧の戦闘力については知っていた。
 しかし二十三組を三時間で潰すという事はありえないと思った。
 魔導師ランクBの試験という事は受験者は大体が魔導師ランクC。戦闘の基本は曲がりなりにも分かっていると言う事になる。
 それをたった三時間で二十三組。計四十六名を戦闘不能にする。
 幽霧と組んだ局員も類い稀なる戦闘技術を習得していたのだろう。
 そんな事を考えながらヴィヴィオを見るなのは。
「ヴィヴィオ。またピーマン残してる」
 皿にはオムライスとピーマンが取り分けられている。
 ヴィヴィオはピーマンの乗った皿を見ながら言う。
「ピーマン嫌い……」
「食べなきゃダメだよ。ヴィヴィオ」
 嫌そうにピーマンを見るヴィヴィオをなのははたしなめる。
 ヴィヴィオとなのはを眺めながら幽霧は呟く。
「アルフィトルテは何でも食べますが、やはり子供は色や味の濃い野菜は苦手のようですね。自分も小さい頃、赤い物が苦手でした」
「幽霧くんも苦手な物があったんだ……」
 まさか幽霧に苦手な食べ物があるとは思わなかったなのはは少し驚く。
 ピーマンを嫌がるヴィヴィオに幽霧は優しく囁く。
「ヴィヴィオさん。嫌いな物でもちゃんと食べないとダメですよ……死にますから」
 普通の人ならたしなめる程度の言葉になるが、幽霧が言うとその言葉は妙に現実味があった。
 ヴィヴィオはぶるぶる震えながら取り分けていたピーマンを一気に食べる。その目は微かに涙で潤んでいた。
「よく出来ました」
 幽霧はヴィヴィオの頭を撫でる。
 恥ずかしそうであったが、嬉しそうでもあった。



 なのはは全員の食器をカウンターまで返し、幽霧たちのいるベンチまで戻ってきた。
「あれ?」
 そこには幽霧がベンチに座った状態で寝ていた。
 周囲を見回すと、ヴィヴィオとアルフィトルテが遠くで遊んでいた。
 なのはは軽く苦笑し、幽霧の隣に座る。
 そのままの体勢で寝かせるのも可愛そうなので、なのはは幽霧の身体を横に倒し、幽霧の頭を自身の膝の上に乗せる。
 形としては、なのはが幽霧を膝枕する形となる。そして改めて、眠っている幽霧の顔を眺める。
 その寝顔は起きている時の幽霧を知る者には違和感を感じるような、幼い顔であった。
 幽霧の寝顔を見て、なのはは溜め息をつく。
 なのはにも幽霧が男だという事は分かっている。
 でも、この無防備な寝顔を見るとなのはですら幽霧が女の子に見えてしまう。
 幽霧の髪に触れるなのは。市販のシャンプーしか使っていないと思うのに、幽霧のこげ茶色の髪は妙にサラサラだ。
 不健康そうな白い肌も幽霧の見た目が女の子っぽいので、薄幸の美少女に見えてしまう。
 なのはは頭を振る。
「ちがうよ…幽霧くんは女の子じゃなくて……男の子だよ……」
 幽霧は男だ。れっきとした男の子だ。肌が白くて、髪の毛がサラサラなだけの男の子だ。
 そう言い聞かせても、この寝顔を見てしまうと女の子にしか見えない。
「どうしてだろ……私も幽霧くんが女の子に見えてきた………」
 なのはは思った。もしかして幽霧は同一性障害があって、本当は女の子ではないのだろうか?
 そんな事を考えながら幽霧の寝顔をじっと眺めるなのは。その顔は妙に赤い。
 なのはは我に帰り、頭を振る。
「あはははっ、こんなコト考えたら、幽霧くんに失礼だよ」
 そんな事を言いながらなのはは幽霧の髪を撫でた。
 髪は引っかかる事無く、綺麗に流れる。
 徐々に恥ずかしくなってきたらしく、顔は林檎のように真っ赤だ。
 なのはは気分を紛らわせる為に歌を歌い始める。
 それはお世辞にも上手いとは言えなかったが、自身の思いを純粋に歌い上げられていた。
 やがてなのはから紡ぎ出される旋律が終わる。
 なのはは己の胸に手を当ててゆっくりと深呼吸をする。桜色の唇から漏れる吐息が空気に溶けて消えた。
「……良い歌ですね」
 突然発せられた幽霧の声に驚くなのは。耳まで赤くなる。
「どこから聞いていたの?」
 なのはの問いに幽霧は身体を起こし、のんびりと答えた。
「途中くらいですね。その後はなのはさんの歌を邪魔したくなくて、起き上がるに起き上がれませんでした」
 なのはは顔が熱くなって行くのを感じたが、それをごまかすように幽霧に言った。
「起きているなら、言ってくれれば良かったのに……じゃあ。そろそろもどろっか」
「はい」


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[C95] 甘いですw

軽めの甘さを感じる今回。
しかしヴィヴィオに「食べないと死にますよ」は幽霧らしいというか..
赤いモノが食べられなかったのはやはり過去の影響でしょうかね?
  • 2008-06-07
  • 投稿者 : 恭耶
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でもなごやかでいいですww
  • 2008-06-07
  • 投稿者 : 羽
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