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[C237]

 霞の矯正が本格化してきましたね。
 かなり良い具合に問題点を抉りだして直そうとしていますね。
 人間一度依存すると相当な目に遭うか自覚して行動するまで直すことが出来ない生き物なので
 彼女にとっての霞のこの方法はまさしく効果的だったと思います。
 そして彼女に対する指摘の中で彼の本心かなにかが漏れていたのが印象的でした。
 女史は欲しいのは自身を甘えさせてくれる人であって――自分ではないのだから
 このセリフを見て、なんだか彼女と対峙している彼のことを考えるとむなしい気持ちになりました。
 次も期待しています
 では
  • 2012-06-10
  • 投稿者 : ぷー
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魔法戦記リリカルなのはギャルゲーテイストPeace of Relations.009

今夜も、涼香様の時空管理局ラジオ。毎度毎度、お疲れ様です。
ユニゾンには時空管理局通信ガガガガ……『秋のゆき』のRAG先生参戦の情報ありですが、行けないのがやや悲しい。
まぁ、私に出来る事はつたない物語を語り紡いでいく事だけ。
頑張って、しぶとく生きて行きましょう。

さて、今回ですが……ちょい修羅場風味。
まぁ、まだフェイズⅠ‐コミュⅠだから、こんなもんでしょう。
追いかけて追いかけて、ぎゅっと抱きしめて捕まえて、貴女が必要だと囁いて。
つれなくされても、追いかけて。貴方の事を知りたいと歌う。
そう出来なければ、主人公だと語れない。
選択出来なければ、プレイヤー足りえない。


【言霊の毒はどこまでも滑らかに人の心に染み入り、容赦なく束縛する】

.


 ……さて、本当はここまでやる気はなかったが仕方ない。
 もしかしたら彼女にはまたもや〝醜態〟を晒していただくかもしれないが、もうちょっと釘を刺させていただこうか。
「ねぇ、霞は午後はどうするのかな?」
 その場の空気と自分の気分を変える為だろう。話題を午後の予定にもっていくハラオウン女史。
 少し前の事もあって、やや嫌な予感がするがこれは都合がいいかもしれない。
 相手が酔っているから効果は薄いだろうが、やらないよりかはまじだろう。
 下手に優しくしてこのまま生ぬるい関係を引きずって、人間として腑抜けにさせる方が遥かにやばい。
 これは互いの精神衛生を保つ為に必要な事。いつかは止めなければ不味い事になっていた事だ。
「午後まで付き合いませんよ。前みたいのはごめんです」
「アレは私も悪かったって」
 きっとその時のことを思い出したのだろう。
 酒精で元から顔が赤かった彼女が首まで朱に染まる。
「外見が外見だからって、女性下着の店に連れ込むのは止めていただきたいのですが」
 あの時は本当に面倒だった。何の予告もなしにランジェリーショップに連れて行かれ、下着選びにつき合わされたのだから。
 客の誰かは気づくと思ったのだが、見て見ぬ振りされているのか気づかれてないのか余り騒ぎにならなかったのだから性質が悪い。
 その上、本職の人も看破出来なかったどころか下着を執拗に勧めてきた。
 あの時は色んな意味で疲れた事は言うまでもない。
「あ~、お願いだから思い出させないでぇ」
 そう言いつつも、既に思い出してしまったのだろう。
 耳を塞ぎながら身体を丸めて再び縮こまるハラオウン執務官。
 羞恥に震える彼女を追い込むように、自分は口角を引き上げて再び冷ややかな笑みを浮かべて言い放つ。
「そうですね。これは申し訳ありませんでした
 ……周囲の皆さんが聞き耳を立てている事ですし……ね?」
 勿論、これは真っ赤な嘘だ。会話が漏れて情報垂れ流しになって困るのは実務官殿ではなく、自分の方なのだから。
 だからそうならないようにさっきから、音声遮断やら意識阻害の魔法かけているのだ。
 というか魔法を起動している事自体、店員に気づかれたらそれなりに面倒な事になるが。
 しかし女史は変なところで気が緩んでいるせいか、それに気づいていないのだろう。
「……え?」
 自分の口から出た一言に、執務官殿の顔が凍りついた。
「あ~、よくあることですよ」
 より疑心暗鬼に引きずり込むため、わざとあくどい笑みを浮かべてみる。
 きっとハラオウン執務官の脳裏にも、うちの部隊長の姿が思い浮かび上がった事であろう。
「うら若い女性の口から「下着」と言う言葉が出れば……色々想像してしまうと思いません?」
 しかし、あのどこか破滅的な快楽主義者みたいな部隊長本人のそれを完全再現するのは無理なのは、やった自分でも分かっている。
 しかしお前が腹に一物隠し持っているを私は既に知っていると言わんばかりの雰囲気くらいは醸し出せたと思いたい。
「そして……つい、己の一物をたぎらせてしまうは当たり前でしょう?」
 自分はあの『狸』のように、けらけらと嘲笑う。
 口を三日月のように歪め、口元を限界まで引き上げて。
 貴女は所詮、自分の玩具に過ぎないと言わんがばかりに。
 さっき彼女の正気度をある程度まで削りにいったから、今の嘘によって執務官殿が言霊による幻惑に捕らわれたのは確か。
 疑心暗鬼は思い込めば思い込むほど、濃厚な幻覚を生み出す。
「ハラオウン女史、知ってますか?」
「何……かな? 霞」
「男って、綺麗な女性を汚したと言う感情……誰だって持っているのですよ?」
 そう言って自分は目を細め、怪しげにぺろりと舌なめずりしてみる。
 きっと今、ハラオウン女史は『周囲の視線』と言う幻覚を感じている事だろう。
 ちらちらと見てくるような感じでありながらも身体を舐め回すような視線。
 まちがいなく彼女はこう考える事だろう。
 目の前にいる相手がそれを指摘する前はきっとその目はもっとすごかったのだろう……と。
 それを思えば、恥ずかしさの余りこの場から逃げ出しそうになってもおかしくない。
 いや、それどころか向かい側にいる自分の顔に恐怖を覚えたのではないだろうか。
 ――なんせ、今の彼女は身体が幻視に晒される恐怖で震え、
 視線は何も感じられない自分の黒い瞳の奥に引きずり込まれて意識が飲み込まれていっているのだから。
 身体が小刻みに震えているのに、既に目から光がなくなり、焦点も乱れに乱れているのだから間違いない。
 自分の目から視線をそらせば浸食の幻覚は解けるのだが、この段階までいけば己の意思で離すことが出来なくなる。
 きっと今の彼女は自分の中を侵食され、得体の知れぬ寒さと共に何だか全裸でこの場にいるような不快感を覚えている事だろう。
 それがいずれ視姦の幻覚に変わり、その奥にある心と魂を自分の色に塗り潰されて思考の暴走を起こすのだ。
 しかしやっている自分としては愉悦も何もない。あるのはただの作業感だ。
 そういうプレイをする趣味もないし、彼女の甘え癖を矯正する為に追い込んでいるに過ぎない。
 甘えさせるのは簡単だが、ある程度の自制機構をつけておかないと、誰これ構わずその『女』の部分を見せかねない。
 というか、相当不味いレベルのマゾではないだろうか、この執務官。
 甘えん坊の癖に甘え下手で、身体はガチで『艶女』のそれなのに心はまだまだ子供なのだ。
 本当なら彼女が道に迷わないように、誰かがその手をちゃんと引いてあげるべきだったのだ。
 しかしハラオウン執務官は不器用で、臆病で、それがちゃんと出来なかった。
 そして身体だけ大きくなって、まるで食い物のような視線を浴びせ掛けられれば……こうなるのも無理ない。
 嗚呼……本当に、この世界は喜劇で満ちている。吐き気がするくらいに。
 犯されるかもしれない恐怖に身体をブルブルと震わせ、涙目の彼女は目の前にいる彼に恐る恐る訊ねた。
「霞は……そんなこと……しないよね?」
 すがりつくような視線。それはどこか、親とはぐれた幼子のようで。
「ねぇ、霞はしないよね」
 泣きそうな顔をしていたが、それでも自分はすぐにうなづく事が出来なかった。
 そこで首肯すれば、自分に依存する一方。
 流石に自分は彼女のわがままに付き合えても、ずっとそれに付き合う事は出来ない。
「ねぇ、何とか言ってよっ!」
 掴み掛からんがばかりに身を乗り出して激昂するハラオウン執務官殿。
 だが、いくら叫んだって、自分が彼女に出来る事は変わらない。
「霞っ!」
 だって、女史は欲しいのは自身を甘えさせてくれる人であって――自分ではないのだから。
 自分を必要とするならともかく、誰かの代わりでしかないなら、
「……さぁ、どうでしょう?」
 今のスタンスを変えるわけには行かない。
 お互いの関係が歪んだものになってしまうのが目に見えているのだから。
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 霞の矯正が本格化してきましたね。
 かなり良い具合に問題点を抉りだして直そうとしていますね。
 人間一度依存すると相当な目に遭うか自覚して行動するまで直すことが出来ない生き物なので
 彼女にとっての霞のこの方法はまさしく効果的だったと思います。
 そして彼女に対する指摘の中で彼の本心かなにかが漏れていたのが印象的でした。
 女史は欲しいのは自身を甘えさせてくれる人であって――自分ではないのだから
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