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みっちゃんの冷酷な面と温かい面を思わせる二つの顔ははやてに不安と安心感を一遍に与えたと思いますが、今は安心感に全部満たされていると思います
彼の気遣いは本当に良い。はやてが緊張や不安を少しでも和らぐような形を自然と取れている彼のやり方が凄く響きます。
 ただ、クレアが余り喋らないタイプとはいえ少し描写が少なくそこが物足りないかと感じました。
では、頑張ってください応援しております
  • 2011-04-18
  • 投稿者 : pu-taro
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魔法少女幻想戦記リリカルはやて KronoDriver04

ただいま、時空管理局ラジオ中。
いつもお疲れ様です、涼香様。
最低限、自らの身体はご自愛ください。身体は資本というので。
涼香様は来週、お誕生日らしいですね。
一つ年を取ると考えると切なくなるので、また一年生き延びたと思っておきましょう。
もしくは、生んでくれた両親に感謝しときましょう。

検索してると時折、過去のログが顔を出す時があります。
本日も偶然、『秋のゆき』のRAG様が行ったエイプリルフールを発見しました。
改めて思いますが技術力がマジおかしいです。マジパネェです……音が無くてもびっくりしますから。
製作で駄々下がりだったテンションが少し上がりました。
あれのおかげで、私の描こうとするSSの世界にまた一つ彩りと面白みが出来たような気がします。
上手い人の作品は、見た人のインスピレーションも刺激するから恐ろしいですね。
私もこの作品を人をひきつけられる一品に作り上げてみたいものです。
では、『秋のゆき』のRAG様を筆頭に
私の書く『KronoDriver』を成長させてくれる方々に感謝しつつ掲載です。

魔法少女幻想戦記リリカルはやて KronoDriver04『旅は道連れ世は情け。ただし、行き先は戦場だけどな』
 †

「ちなみに私の所属するところの暦で、武星暦859年ですね」
 微笑みながら人差し指を立て、ミドガルズの情報に補足を加えるクレア。
 『武星暦』という言葉で、はやては古代ベルカに来ているのだという確信を得た。
 彼女の言ったその年号もまた、初代聖王が統一を果たす前まで使われていた呼称であった。
 武星暦が移行するまで後どのくらいか分からないが、歴史が変わる激動の時期にやってきてしまったことは間違いない。
「なぁ、はやてちゃん」
 キセルを左手で回しながら彼は、黙り込んだはやてに声をかける。
「……なんや?」
 いきなり声をかけられて驚いたのだろう。彼女は少し間を空けてから反応を返す。
 流石のはやても、ほとんど初対面の相手にちゃん付けで呼ばれるとは思わなかった。
 少しくすぐったく感じるものの、不思議とそれが馴れ馴れしいとまでは感じなかった。
 むしろ、はやてには彼が自分をそう呼ぶのが普通のことであるようにも思えた。
 相手の出方を伺うようなはやての視線を受け止めつつ、キセルを口に銜え直すミドガルズ。
 細目で彼女を眺めながら回答に困るはやてに言った。
「これからどうすんだ?」
「……」
 声に真剣さが混じった彼の質問に、はやては何も言えなかった。
 湾岸警備部捜査司令の執務室にいたはずなのに気がついたら、クレアに膝枕されていたのである。
 だからはやて自身も、何が起きてこうなったのかよく分からないのであった。
 もちろん、時間をさかのぼって古代ベルカの時代に来た原因も、元の時代に帰る方法もよく分からなかった。
 ならば、戻る方法を見つけるまではこの時代で生き延びなければならないのである。
 しかしこの世界がたどる未来みちは知っていても、彼女にとってこの場所は右も左も分からない未開の地に変わりない。
 どうすれば良いのか分からないのに、そういう質問をされてもはやては明確な答えを出すことが出来なかった。
 どこか張り詰めた空気が漂う中で最初に動いたのは、ミドガルズだった。
 キセルを指と指の間に挟んだ彼はその左手を差し出す。
「何もないなら……俺たちの旅に同行しようぜ」
 な? と問われたはやての身体がぴくりと動いた。
 何か言おうとして、しかし彼女は
「―――」
 困った、という顔で、そのままうなだれる。そして彼女は左で自分の顔を覆い隠すように深く息を吐く。
 その仕草一つからも困っているのが見て取れ、その提案に対する返答に迷っているのが分かった。
「ん~」
 気を紛らわせると同時に思考を新たに働かせる為だろうか。ミドガルズは左手のキセルを口に持っていく。
 少し経ってからキセルの火皿から細い煙が上がり、どこか香ばしい匂いが周囲に漂う。
 第三者の視点から見ればきっと、困惑しているはやてのことなど気にも留めようとせず、暢気に喫煙を楽しんでるように見えることだろう。
 だが、彼は一度たりとも返答に迷う彼女から視線を離していなかった。
 その冷徹な眼差しはどこか静かに獲物を狙う狩人を思わせた。
 先から出る白い煙を揺らめかしながらミドガルズは問いかける。
「はやてちゃん……『異邦の迷い子』なんだろ?」
「異邦の迷い子……?」
 彼の口から出た謎の単語に首を傾げるはやて。
 あはは、とキセルを口から離した彼は笑って答えた。
「分かりやすく言えば、異世界人だな」
 ――異世界人。まだどこかしっくりと来ないが、今の立場はまさしくそれだと、はやては思った。
 原因も分からぬまま、頼るものも何もないところへと迷い込んでしまった迷子。
 認めたくはなかったが、認めざるを得ないということだろう。
「誰も自分を知らない世界へと迷い込んでしまった異邦人。それが、『異邦の迷い子』だな」
 彼にとっては何気なく言った言葉であっただろう。
 しかし、はやては頭では理解できてもそれを受け止められなかったのだろう。
 その言葉を受けたはやての顔を見てしまったクレアはどこか悲しげな顔をする。
 呆然とも、哀しみとも、憤っているとも見える、何もかも失ったような顔をする彼女。
 こんな顔をさせてはいけない。きっと、そう思ったのだろう。
 絶望に似た感情をにじませる彼女をニヤニヤと笑って見るミドガルズを止めようとする。
「ミド……」
 だが彼はクレアが動くよりもはるかに早く次の行動に移った。
「はやてちゃん」
 それは笑いながら、目の前で沈んでいるはやての名を呼ぶことだった。
 しかしその笑顔はさっきのものと違っていた。
 さっきまでは仕草から感情の機微すら読み取ろうと、まるで患者を診るカウンセラーのように相手を観察していた。
 さっきまでの冷ややかで薄っぺらいものと違って、今の笑みはどこか柔らかくて温かい。
「はやてちゃん」
「……」
 しかし、はやてはミドガルズが何度呼ぼうとも全く反応を返そうとしない。
 明らかに己の意識を閉じている彼女に業を煮やした彼はその両頬を摘む。
 その動作に移る際に全くの躊躇いもなく、迷うことなくミドガルズは摘んだ頬を左右に引っ張った。
「いひゃい……いちゃいれふ……」
「なら、こうしようぜ」
 はやてが目に涙を浮かべて痛がっていることなど気にも留めず、ミドガルズは頬を引っ張りながら動かした。
 彼女の顔を、己の顔に向けさせる。
 そしてまるで今思いついたかのような口調で、ミドガルズは言った。
「ひとまず、はやてちゃんがこの世界で足場を作れるまで一緒に旅しよう」
 口元に笑みを浮かべ、キセルの吸い口を咬んでわざと歯を見せ、
「そんで、何かしらの目的が出来た時が来たら」
「自分の進む道を決めれば良い。そういうことか?」
 相手の手首を掴んでやんわりとその手を外し、その言葉を引き継ぐように答えたはやて。
 それに対し、ミドガルズは満面に浮かんだ笑みをより深めて応えた。
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みっちゃんの冷酷な面と温かい面を思わせる二つの顔ははやてに不安と安心感を一遍に与えたと思いますが、今は安心感に全部満たされていると思います
彼の気遣いは本当に良い。はやてが緊張や不安を少しでも和らぐような形を自然と取れている彼のやり方が凄く響きます。
 ただ、クレアが余り喋らないタイプとはいえ少し描写が少なくそこが物足りないかと感じました。
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