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初めてコメントさせていただきます。
いつも時空管理局ラジオ実況チャットでお世話になっています黄色です。
私のブログでリンクさせていただきましたので
報告に参りました。


これからもお体に気をつけて更新がんばってください。応援しています!
短文で失礼させていただきます。では。

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クラナガン自然公園攻防戦④

『交換戯言日誌』と『戯言劇団』はARPの提供でお送りしています。

管理人一同は―――
 『魔法少女ろりこっとん プロジェクト』。通称『ろりこっとんプロ』
 『砲撃文庫』・『創刊砲撃マ王』
 『SSをノベルゲー化プロジェクト』
 それらの三つを力強くを応援しています。

おはようございます。雪奈・長月です。
もう八月ですね。あと十数日で、夏のネバーランドと言うか……戦場ですね。
私にはそれ以外にも、『涼香様への残暑見舞い』の執筆と言う重大イベントがありますけどね。

そういえば、ぷー太郎様がサイト作ったらしいです。
『交換戯言日誌』ともども、よろしくお願いいたします





クラナガン自然公園攻防戦④

 冬秋がケラケラと笑いながら馬鹿にしたような物言いで返してきても、ギンガは目の前にいる少年が戦闘機人でもない事を信じられなかった。
 非殺傷設定や加減などしていなければ容易に他人を殺す事すら出来るくらいの力を持った魔法が行使出来ても。使用するのはあくまで生身の人間だ。中々出来る事ではないとしても、魔導師に接近して釘バットで殴り飛ばす事はまだ一般人でも出来る事の範疇だ。
 しかし、あんな巨大な漆黒の物体を破壊する時に見せたあの身体能力はほとんど異常の範囲ではないだろうか。
 ギンガの父親であるゲンヤも魔導師ではないので一応は普通の人間ではあるが冬秋と同じくらいの身体能力は無いし、近代ベルカ式の使い手でもそこまでの身体能力を持っているとは言えない。
 ギンガにとっては妹のような存在である『ナンバーズ』たちも確かにISと呼ばれる特殊能力を有していたが、ココまで常識はずれな真体力は持っていない。
 しかし魔導師を釘バットでノックアウトにし、漆黒の巨人へと姿を変えたデバイスをいとも簡単に破壊した彼はどちらかと言うと普通の一般人というよりは身体面のみを限界まで強化した戦闘機人に近いのではないだろうか。
 そう考えると普通の一般人という冬秋の言葉を安易に受け入れる事が出来ず、実は戦闘機人か何かではないかとギンガは考えてしまう。
 訝しげなギンガの表情からその言葉を信じていない事が読み取れたのであろう。自身の腰に手を当て、背後にいるギンガの方へ身を翻した冬秋は軽く溜め息してから再び説教をし始める。
一般人にんげんなめんなや。人間、限界を超えてからがなんぼや。そしてその限界は何度でも越える事が出来る」
 例えば―――こんな風にや。そう言った冬秋は軽く右手を顔の横へと持ち上げる。それと同時にギンガの横を風と共に中がかすめる。
 そしてそれからテンポが少し遅れた所で冬秋の右腕が大きく動いたと思うと、そこには普通の学校の体力測定で使われる砲丸と同じくらいの大きさをした黒い球体があった。
 ギンガは顔をギョッとして、瞬時に背後を振り向く。そこには宙に浮いたまま黒味がかった虹色のベルカ式魔法陣を展開させた天使がいた。
 その魔法陣の中心に黒い靄が集束し、新たな球体が創り出されている。どういう魔法を行使しようとしているのかは判断はつかないが、冬秋が球体を掴んだ所から考えると物体加速魔法の類いであるだろう。
 さっきのが威嚇としてものだったのか、それともただ外しただけなのか分からないが、目の前で天使が黒い球体にかけている一発の威力は並大抵の物ではないだろう。
 次に起こるかもしれない災害の想像に恐れおののいているギンガとは正反対に、冬秋の顔には楽しげな笑みが浮かんでいた。
 掴んだ黒球を軽く上げて掴み直した冬秋は天使の方を向いたままのギンガに言った。
「この球掴んだ技やけどなぁ。月城流極技―――事象流行じしょうるこう</rt>と言うんや」
「……え?」
 いきなり技の名前らしき言葉を言われたギンガは後ろを振り向く。
 そこには球を投げる為に構えを取った冬秋の姿があった。
 これから一体何をするんだろうと思うギンガに、冬秋はまぁ見てみぃと楽しげに笑みを浮かべながら背中を見せるまで捻りを加えながら大きく左膝を上げるのと一緒に振りかぶる。
 そして現段階で出せる最大の勢いを叩き付けるように前に足を踏み出し、引き絞った全身も前にぶち込むようにしてその球を投げた。前に踏み出された冬秋の足が地を揺るがす事によって震脚となって鳴動し、ギンガの展開した〈ウィングロード〉をその勢いで破壊するように震わせる。
 ギンガの〈ウィングロード〉を揺るがせながら投げ出された冬秋の球は風を起こしながら天使の撃ち出そうとしていた黒球に命中。その場で二つの黒球に封じ込められていた魔法が炸裂し、黒い物が混ざった虹色の魔力攻撃に天使が飲み込まれた思うとそのまま爆発した。
 着弾するまでは物体と化しているかもしれないとは言え魔法を掴んでそのまま投げ返し、それを発動直前の魔法に当てると言う、とことんあり得ない事をする冬秋にギンガは唖然とする事しか出来ない。
 驚きで表情を固まらせたままの状態で硬直するギンガに冬秋は言った。
「あんただって、あの技をやろうと思ったら出来るんや。でも、魔導師としては心の方が重要やろ?」
 冬秋がギンガにそう言ったのとほぼ同時。魔力誘爆で発生した煙を吹き飛ばし、その向こうから漆黒の槍が何本も飛んでくる。
 しっかりと飛んでくる槍の射程内に入っているのに気づいていないらしく、その場で硬直しているギンガに冬秋はじれったそうに舌打ちする。そして身体を前に倒すような体勢で冬秋は爪先で〈ウィングロード〉を踏みしめると同時に蹴り、勢いをつけてギンガにタックルする。
 いきなり冬秋はタックルされたギンガは背中に鈍い痛みを感じたが、それから数秒後に降り注いだ槍が元居た場所に突き刺さった事によって自身の油断していた事に気づく。
 タックルする事によってギンガを天使の作りだした槍が降り注ぐ射程範囲から離れさせると共に回避した冬秋は瞬時にそれが刺さった場所へと戻り、中の一本を掴んで引っこ抜いた。
 天使は今度こそ冬秋を殺そうとしているのであろう。黒い靄を集めて、一度に何本もの槍の形を作り出していく。
 ええ度胸や、と冬秋は口元に笑みを浮かべて笑いながら少しずつに靄に戻りつつある槍を掴んだまま身体を捻りながら、背中を限界までそらす。
「今、そちらへ「そこで見てろやっ!」」
 作り出した槍を撃ち出す事によって冬秋を串刺しにしようとしている事が分かったギンガは『ブリッツキャリバー』で助けに向かおうとする。
 しかし冬秋は怒鳴り声を上げる事によってそれを拒否。左目の端で天使を睨みつけながら冬秋は全身に力を入れていく。
 天使が作り出した漆黒の槍を槍を撃ち出す直前で冬秋はしならせた自身を槍を撃ち出す為の砲台として全身の筋肉を駆使し、その槍を渾身の力で投げ抜いた。
 冬秋が普通の人間が持っている全身の機能を限界まで使って投げた槍は風を切り、唸るような音と強風を巻き起こしながら天使の方へと飛んでいく。
 まさか撃ち込んだ槍を投げ返してくると思わなかったのか、少しタイムラグを置いてから周囲の黒い靄と漆黒の槍を分解する事によって発生した靄を集束させる事によって盾を形成。
 しかし咄嗟に作ったのだから硬度が足りなかったのであろう。冬秋の投げた槍はその盾をぶち抜き、天使の左肩から左胸にかけての部分を食い千切った。
 その一撃で身体の一部を欠損した天使は靄で身体の修復を行わずに盾を形成している靄を無数の黒い針に変え、槍を振り抜いたままの状態である冬秋の方へと連続で撃ち出した。
 機関銃から撃ち出された銃弾のように飛んでくる針に対して、冬秋は爪先で〈ウィングロード〉を削るようにしてから右下から左上へ蹴り抜いた。
 薙ぐように蹴りだされた冬秋の右足は天使の飛ばした無数の針を蹴り落とし、その蹴りの勢いによって発生した衝撃波で時間差をつけて後から飛んできた針を吹き飛ばした。
 蹴り抜いた右足で〈ウィングロード〉を踏みしめ、蹴りの勢いに引っ張られたせいで天使に背中を向けるような格好になった冬秋は楽しそうな声で言った。
「月城流蹴技―――花舞太刀かまいたちや」
 周囲の人々を狂気で侵食したり本性をむき出しにさせる事によって狂わせ、その狂気を黒い靄に変えている天使はその靄で欠損した身体を修復させると同時に短剣を精製して冬秋へと放つ。
 しかし天子に背中を向けている冬秋は左の人差し指と中指でそれを挟む。そしてあり得ない状況に放心するギンガに冬秋は語りかけるように言った。
「まあ、わいはあんたたち魔導師や能力者とは別のベクトルでいかれとるからな」
 二本の指でキャッチした天使の黒い短剣を〈ウィングロード〉の上へと落とし、冬秋はタバコの火を足で消すようにそれを踏み潰した。
 踏み潰された事で靄に戻り、冬秋はそれが靴の端からのぼっていくのを眺めながら話を続けた。
「お前らが辿るかもしれなかった別の可能性がワイと言う事や」


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